リーガスチューデント第4節

 リーガ・スチューデント第4節の対戦相手は帝京可児女子サッカー部(岐阜県)。創部3年目の新興勢力である。指導するのは高橋コーチ。長年、岐阜県の女子サッカー界の発展に尽力されてきた方である。私も昔からトレセンや研修会でお世話になっている。今年のインターハイ東海予選では聖カピタニオ(愛知)、藤枝順心(静岡)、三重(三重)の全チームと引き分けた実力派だ。間違いなく格上の相手であり、その相手に対してどこまで自分たちのサッカーが通用するかのトライとなった。

 

 どうしても技術は相手の方が上。相手がボールを保持することを恐れないでプレーしようと伝えた前半。その中で守備ブロックをどのように機能させていくか。様々なトライの中で成功も多くみられたが、15分には相手にサイドのスペースを突かれて失点。ただ、ここでパタパタと倒れるかと思いきや、そこからは粘り強く守る。一人一人のハードワーク、ディフェンス陣の1対1の対応力の高さ、GKのスーパーセーブなど数を上げたらきりがないが、それらに助けられた。間違いなくピッチに立っていた11人の気持ちの強さが光った前半であった。

 

 後半、様々なトライをすることを前提に6人を交代。なかなかゲームに入るのが難しかったのか開始1分で失点。しかし、これも今後の大会につながる良い失敗であったと思わせ前向きにプレーさせる。ただ、ピッチ内には連携がうまく取れず距離感が開き、続く後半9分と25分にも失点。メンタルの部分での未熟さか、、、ポジティブなメンタルでプレーすることの大切さを身に染みる。さらに選手交代で3人交代(これで交代枠9人全員使って交代)。そうするうちにだんだんと連携がとれだし、ファールにはなってしまうが決定機を幾度も作り出す。そして、後半28分にはその継続が実を結び、れんなの強烈な左足が枠をとらえ、ポストに当たるも地面への跳ね返りがゴールラインを割り得点。1-4とする。その後もゴールに迫るシーンを幾度か作るも、相手GKのスーパーセーブに阻まれ、結局1-4で敗戦となった。

 

 しかし、終わってみれば格上に対して得点ができたこと。そして、失点の仕方も課題が浮き彫りとなり、今後の修正につながる内容であった。それも帝京可児が非常に質の高いサッカーを目指し、原理・原則を大切にしながらしっかりプレーする良いチームであったからだろう。チームとしても刺激を受ける良いゲームとなった。

 

 来週には県リーグ第4節安城学園戦。そして再来週からは選手権が始まる。どのチームも3年生にとって最後となる大会。至学館にとっても大きな挑戦が始まろうとしている。