夏の終わり


  夏休み最後の1週間は公式戦weekとなった。2019の夏の終わりを振り返ってみよう。

 

ー8月27日 高校リーグ1部 第2節vs愛知啓成

 愛知啓成との対戦はこれで3戦目。インターハイでは1-0で勝利。リーガでは1-4で敗戦と、今年は1勝1敗の対戦成績。3試合目となるこの試合をしっかり勝利したかったし、夏の積み上げの成果をみたかった。

 前半から守備がよく機能した。DFラインとボランチを中心に粘り強いプレーで球際で負けなかった。この夏、大きく成長したポイントである。前半終了間際には れんな(3年)がサイドで粘り強くボールを追いかけ奪うと、中央にクロス。中で待ち受けていた きら(3年)がボレーでゴールを奪う。チームをプレーでひっぱるキャプテンの素晴らしいゴールだった。

 後半、ゴール前でシュートを打つも、ポスト直撃やわずかに枠外で追加点が奪えない。逆に決定機を作られたが りり(3年)が入試で不在の為、今回公式戦デビューとなったGKの あや(1年)が好セーブをみせ得点を許さない。その後ヒヤッとする場面もあったがポストにも助けられ、そのままスコア動かず試合終了。1-0で勝利した。

 夏の強化遠征の手ごたえを感じた良いゲームだった。チームは今シーズン初高校リーグの勝ち点を獲得。3日後に迫る第3節vs豊川に向けて弾みをつけた。

 

 

ー8月30日 高校リーグ1部 第3節vs豊川

 豊川との対戦もこれで3戦目。インターハイでは3-7で敗戦。夏大会では0-7で敗戦。失点の部分をどう改善するか。相手の良さを消し、自分達の良さを出していくことができるか。

 結論から言うと、4-1での勝利。間違いなく今シーズン3本の指に入るグッドゲームだ。選手達が本当によくハードワークした。夏の強化の成果を発揮しようと自信をもってピッチに立ち、戦ってくれたことが大きかった。大量失点していただけに守備面の改善がみられたことが収穫。GKりり(3年)が好セーブ連発でDF陣と協力してゲームを引き締めてくれたこと。そして、それに攻撃陣も呼応するように爆発。前半22分にはコートを大きく使いサイドから逆サイドへの展開から みらん(2年)が冷静に決めて先制。後半立ち上がりに失点(ここはまだまだ課題)するも、後半10分に れんな(3年)がドリブル突破から鮮やかなシュートで得点。2-1にする。その1分後には、右サイドからの突破に4人の選手が絡み最後は みらん(2年)が得点。後半30分+2分には右サイドから崩し、これまた最後はみらん(2年)が決めた。みらん(2年)は絶好調のハットトリック達成。国体活動を経ての成長を感じる。なによりこの日は怪我人も抱える中で出場を手にした選手の頑張りが目立ち、交代しても戦力が落ちなかったことも素晴らしかった。選手全体のレベルアップが成果としてみられたことが収穫であった。

 この結果に満足することなく、励みにしてより頑張っていきたい。

 

 

ー9月1日 リーガスチューデント東海第7節 vs磐田東

 夏休み最終日を締めくくるのは、磐田東とのリーガスチューデント東海の試合。磐田東とは初対戦。愛知にもこんなチームがでてきたかと感じてもらえたら嬉しいし、夏の積み上げの総まとめとして良いゲームがしたかった。

 

 試合の立ち上がりは積極的に攻め入るシーンを作り出す。相手からしたら「初対戦の至学館とはどんなチームだ?」と探りをいれていたのだろう。一気にその隙をつき、前半6分に みらん(2年)が先制点。夏に積み上げた関わり・スピード・展開で相手ゴールを奪った。このままの勢いで追加点といきたかったが、地力の差がじわじわと現れる。特に、キックの飛距離・球際の強さと速さ・高さといった部分は強烈なインパクトで、愛知では感じられない勢いだ。前半11分に同点、13分には逆転される。気持ちを押し出しその後は失点を許さず1-2で折り返す。

 後半はボールを大きく支配され常に自陣深い位置に押し込まれる。なんとか攻撃を跳ね返し、局面をひっくりかえしたいがその強度を超えるキックの質はまだまだ課題と痛感させられた。8分にさらに失点。そこから少し動かし方を中で選手達が変えて、時には相手ゴール前に迫るも紙一重のオフサイドで繋がらない。良い流れの後には悪い流れ。後半28分、30分に立て続けに失点。結局1-5で試合終了となった。

 ゲームを通じて感じたことは、「日常の差」である。日常のモチベーションが「全国」にあるのか「東海」にあるのか「愛知」にあるのか。。。その意識の差の積み重ねが大きく積み上げの結果を変える。口では言いながらも本気で思って取り組めているか。「全国大会に出たい!」と本気で全員が思っているか。そうした課題を感じた。ただ、ネガティブだけではない。通用した部分もあったし、この磐田東が与えてくれた宿題を選手権までの1か月どこまで突き詰めて成長していけるか。それが大切である。

 

 

 長くて短かった夏休みが終わる。授業のある生活リズムに体を戻しながら良い準備をして、リーグ戦・選手権を頑張りたい。