新人戦~決勝トーナメント~


 新人戦の予選リーグはグループF(至学館・松蔭・岩倉総合)を首位通過。ここからは決勝トーナメントの戦いを振り返りたい。

 

 

ー決勝トーナメント1回戦 椙山女学園高校戦

 対戦相手は椙山女学園。相手をはがしていくテクニックと、ショートパスでサッカーを組み立てる椙山スタイルに対してどう対応していくか。相手にしっかりとプレスをかけて自由を与えないようにすることがポイントとなる。

 試合が始まると、みらん(2年)が大爆発。開始5分でドリブルから先制点を奪うと、そこから得点を重ねトリプルハットトリック。そして、みう(2年)、れいあ(1年)、ゆうき(1年)もゴールを奪い12-0で勝利した。

 ただ、良い結果だけでなく後方からの安定したビルドアップには大きな課題が残った。個々のベースアップも必要であり、「観る・とめる・ける・運ぶ」といったサッカーの基本の向上を常に目指さないといけない。適切な状況判断と適切なスキルの発揮までがセットとなりプレーしなくては意味がない。毎日の練習あるのみである。

 

 

ー準々決勝 豊川高校戦

 「チャレンジャーの気持ちをもってベストを尽くす」そんな気持ちを持って選手・スタッフ一丸となり戦った。

 振り返れば、12月のグランドリーガ最終日。豊川高校との30分1本の練習試合はお互いに相談し、あえて新チームの顔ぶれで対戦。結果は0-3で敗戦。30分で3失点の大きなショックとともに、今の自分たちの立ち位置を突き付けられた。そして、年明けの名経大フェスでは1試合を通じて粘り強く戦うも0-1の敗戦。冬休みを通じて作り上げてきた新チームの形に、まだまだと課題を突き付けられた。そして、今回の対戦では新チームのベースとなる「ひたむき・ハードワーク・一体感」の体現と、新チームの戦術を表現できるかの挑戦となった。

 前半、立ち上がりから良いペースで試合に入る。相手の特徴を消しながら、自分達の特徴を活かすようなトレーニングをこの日の為に積んできた。それを選手達はしっかりとピッチ上で表現してくれた。すると、前半14分に あんな(2年) からの1タッチパスに反応した みう(2年)が豪快なミドルシュートでゴールを奪い先制点。チームに勢いをもたらす。

 後半には、このままでは終わらせないという豊川高校の怒涛の攻撃に粘り強く対応。すると試合終了間際に、みう(2年)からのクロスに れいあ(1年)が合わせて追加点。そしてそのまま2-0のスコアで勝利。この結果により県ベスト4を確定させ、来年度のインターハイのシード権を獲得した。

 

 

 

ー準決勝 安城学園高校戦

 準決勝の対戦相手は安城学園(通称:アンガク)。最近、シード順位戦やリーグ戦での対戦はあるが、勝ち上がりをかけて高校4大大会(インターハイ・夏大会・高校選手権・新人戦)で対戦するのは久しぶりではないだろうか?至学館創部当時からお世話になっているアンガクだからというわけではないが、ベストを尽くして頑張りたい。

  準々決勝の勢いそのままに、いかに粘り強くプレーできるかがポイントになる。「相手よりも走り切ろう」と確認し、試合に入った。

 前半からアンガクがボールを握る展開。ダイナミックにワイドなプログレッションを狙うアンガクと、コンパクトで組織的な守備からカウンターを狙う至学館といった感じか。プレッシングをかけながらはめ込むことを意識するも、時折守備網をはがされて逆サイドにスパーン。危ないシーンを作られる。しかし、選手達のハードワークがあり粘り強く対応。前半は0-0。

 後半は決定機を幾度もつくられるが、GK あや(1年)が神がかりセーブ連発でチームを救う。するとカウンターから みらん(2年)がシュートを放つも惜しくも枠外。ただ、こうしたプレーが選手達に「走る活力」や「戦う勇気」を与えてくれる。結局70分で試合は決まらず延長戦へ。

 延長戦前にベンチに戻ってくる選手達をみると「……笑ってる?(笑)」 試合を通して激しく走り続けているはずなのだが…元気そうだ。ギリギリの緊張感ある試合を楽しむ様子に大きな成長を感じる。この感情は自分を厳しく追い込まないと味わえないアスリートだけのものだと思う。

 延長戦も粘り強く戦うが、後半残り5分のコーナーキックから失点。この試合幾度もコーナーキックを防いできていただけに、この失点が非常に悔やまれる。いや、これだけタフなゲームの延長後半に、精度の高いキックを蹴り、そのボールにドンピシャで合わせるプレーを発揮したアンガクの選手を褒めるべきだろう。とにかく失点に下を向いている暇はない。前がかりにしてゴールを奪いに行く。すると終了間際にテンポ良いパスワークから みらん(2年)がシュートを放つもゴールを奪えず。0-1で敗戦となった。

 試合後にはこの大会の総括を選手達に話す。これからは、インターハイに向けて豊田フェスティバル・関西遠征・滋賀遠征といったイベントや、トレーニングマッチ・日々の練習がある。1つ1つを大切にして目の前のサッカーに向き合っていくことを求めたい。4月からは新しい風もチームに吹き込むだろう。さぁ、競争の始まりだ。

 

 

今大会は愛知県第3位となりました。

 

これも全て選手達の頑張りのおかげです。

 

また、今大会も多くの関係者の方に会場に足を運んで応援いただきましたし、

 

学校でも多くの方々に「女子サッカー部頑張って」と励ましていただきました。

 

応援いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。

 

誠にありがとうございました!!

 

 

 

 チームはこの後、シード順位決定戦(vs愛知啓成高校)がある。インターハイに繋がる大切な試合である。至学館らしく戦えるように頑張りたい。